4 プロトコルの概要

(→プロトコルの仕様) 以下ではyoubinのサーバーをyoubindと呼ぶ.

(1) メールの到着

/bin/mailはメールの到着を知らせるために, メールサーバのスプールに新着メールを書き込むとき, biffポートにメールの到着を知らせるパケットを出す. 普通は メールサーバでデーモンとして動いているcomsatがこれを受けとり, "biff y"を指示したユーザーの端末にメール到着のメッセージを表示する. あるいはシェルがメールの到着を監視できるようにダミーのファイルを更新する.

youbinサービスではyoubindが/bin/mailからの通知を受けとり, (一般には)別の計算機で実行されているyoubinクライアントにメールの到着を通知する. クライアントとして,

xyoubin
xbiffを置き換えるためのクライアント
YouBin.app
NeXTでxbiffと同じ働きをするアプリケーション
youbin
キャラクタベースのクライアント
が用意されている.

(2) メールが読まれたことの検知

biffサービスはメールの到着のみを通知する. 一方,xbiffはメールスプールの状態(未読メールの有無)を表示するため, メールが読まれたことをイベントとして検知する必要がある. youbinサービスではメールがPOP対応のincなどで読まれたことを検知するために以下の2つの方法を用意している. これらの機構のどちらかを用いることでポーリングを排除し即時変化を知ることも出来る.

ただし,信頼性のない通信路を用いているため, 実際には規定秒(180秒)に1回スプールの変化を調べている. 参考までにxbiffのポーリング間隔は30秒である.

(1) popdにパッチを当てて, スプールの変化(の可能性)をyoubindに通知する機能を追加する. youbindはスプールを調べて実際に変化している場合にyoubinクライアントに知らせる.

(2) mh-eのフックでスプールの変化を,明示的にyoubindに知らせる.

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