7 その他のプログラム

以下のどれかのパッチを用いることにより,メールの読みだしを瞬時に youbindに通知することができる.

7.1 popdへのパッチ

MH6.8に付属しているpopdへのパッチとして, mh-6.8-youbin.patchが用意されている. このパッチを当てたpopdを使うことにより, incなどによるスプールサイズの変化をyoubindに通知することが可能になる.

パッチの当て方を以下に示す. <MHTOP>はMH6.8のソースツリーのトップディレクトリを表す.

(1)

    <MHTOP>/conf/mhconfig.c
    <MHTOP>/conf/makefiles/support/pop
    <MHTOP>/conf/support/pop/popser.c
にパッチを当てる.
	% cd <MHTOP>
	% patch -p1 < mh-6.8-youbin.patch
(2) youbinパッケージのsendto.c<MHTOP>/support/popにコピーする.

(3) <MHTOP>/conf/MH

	options YOUBIN
を追加する(これを追加しないと通常のpopdができる).

(4) <MHTOP>/confに移動し,mhconfigとMakefileを作り直す.

	% cd <MHTOP>/conf
	% make
	% mhconfig MH
以降は,通常のMHと同様である.

7.2 popperへのパッチ

popperへのパッチとして以下のファイルが用意されている.
popper-1.831beta-youbin.patch:		popper-1.831betaに対するパッチ.
popper-1.831b-rpop-youbin.patch: 	RPOPパッチをあてたpopper-1.831betaに対するパッチ.
パッチの当て方を以下に示す. <TOP>はpopperのソースツリーのトップディレクトリを表す.

(1)

    <TOP>/Makefile
    <TOP>/pop_updt.c
    <TOP>/version.c
にパッチを当てる.
	% cd <TOP>
	% patch -p1 < popper-1.831beta-youbin.patch
(2) youbinパッケージのsendto.c<TOP>にコピーする.

(3) <TOP>/Makefileの "CFLAGS=..."の行に-DYOUBINが含まれていることを確認する -DYOUBINがなければ,通常のpopperになる.

(4) 以降は,通常のpopperと同様である. RPOP対応にするためのパッチが当たっている時は, パッチファイルとしてpopper-1.831b-rpop.youbin.patchを使うこと.

7.3 mh-eへのフック

<HOME>/.emacsに以下のコードを追加することにより, mh-eでincした場合にスプールの変化を明示的にyoubindに知らせることができる.
(setq mh-inc-folder-hook 
      '((lambda ()
	   (let ((program	"<BINDIR>/sendto")
		 (server	"<mail server>")
		 (service	"biff")
		 (user		(user-login-name)))
	      (start-process "" nil
			     program server service (concat "U " user))))))
<BINDIR><mail server>はサイト毎に適切に設定すること. 特に<BINDIR>はImakefileの$(BINDIR)と同じにすること.

7.4 xpbiffへのパッチ

xpbiff(Ver. 1.26)をyoubinプロトコルに対応するためのパッチとして xpbiff-1.26-youbin.patchが用意されている. このパッチを当てたxpbiffはスプールの変化と同時に動作する. ただし,従来のxpbiffと異なり, 表示されるメールヘッダはxpbiffが起動されたあとから届いたメールのみであり, 起動時にスプールに溜っているメールのヘッダは表示されない.

パッチの当て方,およびコンパイルの仕方を以下に示す. <XPBIFF>はxpbiffのソースが展開されているディレクトリを表す.

(1) xpbiff.c,Imakefile,xpbiff.manにxpbiff-1.26-youbin.pachを当てる.

	% cd <XPBIFF>
	% patch -p1 < xpbiff-1.26-youbin.pach

(2) Imakefileを必要に応じて変更する. パッチがあたったImakefileでは次のような定義が追加されている.

	BINDIR = /usr/local/bin
	DEFINES = -DYOUBIN -DBINDIR=\"$(BINDIR)\"
BINDIR はyoubinがインストールされているディレクトリを指定する. DEFINES には環境に合わせて -DX11R3,-DSYSV,-DSLOW_MACHINE を追加すること. -DNO_CUSERID, -DMHSCAN を追加する必要ない.

(3) Makefileの作成とコンパイル

	% xmkmf
	% make

(4) インストール

	% make install
youbin対応により追加されたオプションを以下に示す.
-pipe
Executed by other program (don't exec child process).
-server host
Server host name.
-nopreserve
Not preserve headers

-pipe,-serverはxyoubinに同じである. -nopreserveはメールが届いたときにその届いたメールのヘッダだけを表示し, それ以前に届いたメールのヘッダは表示しない. これらのオプションは以下のリソースとして指定することもできる.

XPbiff*pipe:		<boolean>
XPbiff*server:		<string>
XPbiff*preserve		<boolean>
なお,youbin対応によりポーリングを行なわないため, 以下のオプションは無効である.
	-polling_time  time (msec)
その他のオプション,リソースはxpbiffと同じである. 詳細はxpbiffのマニュアルを参考にすること.

7.5 User contribution

以下の方々からのcontributionsをいただきました。

(1) 京都大学数理解析研究所の神明 達哉さんから,xpbiff 1.27のyoubin対応版 が投稿されました.X11R6のI18Nや,Sunのオーディオ機能にも対応しているそう です.

Newsgroups: fj.sources
From: tatuya@kurims.kyoto-u.ac.jp (Jinmei Tatuya)
Subject: xpbiff 1.27 with YOUBIN service
Message-ID:
Date: Thu, 27 Oct 1994 08:04:41 GMT
(2) 大阪大学基礎工学部情報工学科の宮下 健輔さんから,youbin 2.10のxyoubin のサウンドファイルを鳴らす機能をNEWS-OSでも実現するようなパッチが投稿さ れました.このパッチはyoubin 2.13でマージされました.
Newsgroups: fj.sources
From: miyasita@icspub.ics.es.osaka-u.ac.jp (miyashita kensuke)
Subject: [youbin-2.10] patch for SONY NEWS
Message-ID: <3djte9$2gk@icspub.ics.es.osaka-u.ac.jp>
Date: 25 Dec 94 13:52:09 GMT
(3) 奈良先端大学院大学の伊藤 康史さんから,mnewsの新着メールのチェックに youbinプロトコルを使うようにするパッチが投稿されました.
Newsgroups: fj.sources
From yasufu-i@is.aist-nara.ac.jp
Subject: mnews 1.19 youbin package
Message-ID: <3vg2lr$ghe@fse3.aist-nara.ac.jp>
Date: 30 Jul 1995 13:49:47 GMT
(4) 豊橋技術科学大学知識情報工学専攻の上田 佳明さんから,qpop-2.1.4-r3を youbin 対応にするパッチが投稿されました.
Newsgroups: fj.sources
From ueda@white.tutkie.tut.ac.jp
Subject: qpop-2.1.4-r3-youbin.patch
Date: 18 Sep 1995 09:09:10 GMT
Message-ID:
(5) 大阪大学基礎工学部の金島 岳さんがyoubin 2.13のクライアントをOS/2へ移 植しました.
ftp://ftp.semi.ee.es.osaka-u.ac.jp/pub/os2/communication/youbin-os2-2.13.tar.gz

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