youbinサービスのFAQ

注意:

(1) <HOME> はユーザのホームディレクトリを表す.


Q1 youbin が "bind:Permission denied" というメッセージを出す.

youbin に -b オプションを付けると,From, Subjectフィールドとメールの最 初の 7 行が表示される.この場合,他人にメールを覗かれないために認証機構 が必要である.

-b オプションを使う場合には,youbin を,所有者を root として,setuid ビットを ON にしてインストールする必要がある.


Q2 youbin が "youbin:Not accepted:" というメッセージを出す.

クライアントマシンがサーバマシンから信用されていません.youbin だけの問題 ではなく,おそらく,rsh や rcp も許されないでしょう.

サーバマシンの /etc/hosts.equiv あるいは <HOME>/.rhosts に,クライアン トが動作しているマシンを追加して下さい.認証機構については以下の質問を 参考にすること.


Q3 認証はどのようにして行なわれているのか?

認証は ruserok(3) を使用して行っている.これは,rcp, rlogin, popd と同 様に,/etc/hosts.equiv か <HOME>/.rhosts に書かれているホストのみを信 用する.

また,クライアントは,1024 以下の番号を持つ予約された UDP ポートによっ て,サーバに接続する必要がある.


Q4 クライアントを終了させないで,サーバを再起動する方法は?

Q5 サーバをバージョンアップしたいが,クライアントを終了させる必要があるか?

以下の方法で youbind に HUP シグナルを送ると,サーバはサービスの一時中 断をクライアントに通知する.


% kill -HUP <process id of youbind>

適当な時間が立つとクライアントは再びサーバとの接続を試みるので,その間 に youbind を立ちあげ直すことによってクライアントの終了しないでサーバ を再起動することができる.


Q6 インストールしたが,youbin が正しく動作するか確認したい.

サーバを起動したあとで.クライアントを -d オプションを与えて起動すると,

youbin:[0]: send: "W yamamoto 2"
youbin:[0]: recv: "R 268529408 1080"
youbin:[268529408]: recv: "S 628 757954557"

のようなメッセージを出力する場合は正しく動作している可能性が高い.それ ぞれの意味は,

"W <ユーザ名> <プロトコル番号>"
"R <サーバが与えた鍵> 1080"
"S <スプールサイズ> <スプールの修正時刻>"

なので,サーバを起動したマシンにメールが到着した時のスプールサイズの変 化を確認すること.


Q6 youbin サービスのログを取りたい.

サーバに -t オプションを与えると,サービスの開始と終了をトレースする. syslog を使用する場合,トレースは LOG_INFO レベルのメッセージとして記 録されるので,/etc/syslog.conf に


daemon.info                     /usr/adm/youbin.log

を追加することによってサービスのログを取ることができる.


Q7 youbind が "bind:Address already in use" というメッセージを出す.

UNIX に元々ある comsat が biff ポートを使用しているためこのメッセージ が出ます.以下の説明に従って,comsat が起動されないようにしてください.

/etc/inetd.conf の

comsat  dgram  udp  wait  root  /usr/etc/in.comsat  in.comsat
行の先頭に '#' を追加してから

% kill -HUP 

によって inetd に HUP シグナルを送る.


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